災害時に本当に必要なものって何だろう?


今週末13日(日)は防災セミナー第2弾として防災ワークショップを行います!
design(デザイン)と書いてあるので難しそう!?と感じている方もご安心ください。
今回はダンボールを使ってモノを作ったり、終了後にはみんなでカップラーメンやパンなどを食べながら振り返りをするなど、楽しみながら体験をして学ぶことができるようなワークショップにしたいと思っています。


災害時、必要なものはなんでしょう?
トイレ?ベッド?それとも杖?
年齢、性別、健康状態などそれぞれの環境に応じて必要なものは違ってくると思います。

想定外な事が次々に起こる災害時、自分を守り、他者を守るために必要なものはなんだろう?
そんな思いから今回九州大学の先生方にご協力頂き実現することになりました。

先生からのコメントをご紹介します:)
  何でも手軽に手に入り、便利に気楽に生活できるようになった半面、私たちは、生きるための力や知恵を失い、当たり前の人間関係さえも希薄 になってしまっているのではないでしょうか。
  ここで、ひとたび災害が起こったら、と想像してみてください。私たちがいつも使っていた便利なモノが手に入らなくなったら、すぐに対応で きますか? 他人と同じ空間で24時間一緒に生活しなければならなくなったら? 皆で助け合わなければならなくなったとき、気持ちのよい人間関 係をすぐに作れますか?
  災害時のノウハウやマニュアルは世の中にたくさんあります。もちろん、それらを知っておくことは大切です。しかし、災害時にはどうしても 想定外が起こります。私たちは、その度に、マニュアルに書いていないこと、ノウハウのないこと、学校で教えてもらえないことも含めて、自 ら解決していかなければなりません。想定外のことを解決する力、それが「生きる力」なのです。生きるための創造力は、災害時に役立つだけ ではありません。本来、こうした創造性はだれもが持っているもので、食べることや、遊ぶことと同じくらい楽しいことなのです。
  このワークショップでは、思う存分、創造性を発揮して、どんな状況もポジティブに乗り超える「生きる力」を実感できるはず。スタッフ一 同、皆さんとお会いできるのを、心から楽しみにしています!


東日本大震災発生時の生き延びた子どもたちと亡くなった子どもたちについての調査の話を聞いたことがあります。日頃の防災に関する意識、備えが、いざというときの正しい判断につながったというものでした。
今回のワークショップが、自分の身を守るだけでなく、周りの人を助けたり、地域の子どもたちを守るために何を考え伝えるべきかということを考える場となればと願います。

どんなマニュアルよりも、災害時に頼りになるのは自分の知恵や判断力、そして周りの人と協力するコミュニケーションです!今回のワークショップを通して、本当に必要な日頃の備えについて考えたいと思います。

以下詳細です!皆様のご参加をお待ちしております。

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[日程]11月13日(日) 13:00~16:00 ※受付12:30開始
[場所]福岡ビジネス創造センター 1Fホールにて
[対象]中学生以上
    ※小学生以下のお子様の同伴も可能です。ご相談ください。
[参加費]無料
[お申込方法]①氏名②年齢③連絡先を明記の上、電話、FAX、メールのいずれかにてお申込ください。※定員になり次第受付を終了いたします。
[お問合せ・お申込先]
アイランドシティまちづくり支援室 担当:岡部
TEL:092-410-6135 FAX:092-410-6136 
EMAIL: m-okabe@k-uip.co.jp

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